バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
以下ネタバレ感想。
この作品をタイトルに引かれて結構勘違いして見に行っている人が多いと思う。
全面にバットマン vs スーパーマンと掲げているのだが、この映画がやりたかったことは副題の
「ジャスティスの誕生」であり、バッドマンやマンオブスティールの続編だと思って見に行くと
肩すかしを食らう映画だ。
結論とすれば単にDCがジャスティスリーグをやりたいが為にいきなりやるには知られていない
キャラが多すぎるのでその前に少しでも知って貰おうと言ういわゆるお披露目映画なのだ。
なのでメインであるはずのバットマンとスーパーマンの戦いも途中の15分くらいであっさり
終わってしまって後はいつもの共闘になっていくし、知らない人には全く知らないキャラが
急にばっかんばっかん大ばれして?となる人も居るかもしれない。
前半はマンオブスティールでの話の流れをうまくバットマンが復習する理由に繋げていたりはするのだが、
いかんせん説明的な会話が1時間以上続く上に続編の伏線を作るために意味の解らない夢のシーン
を魅せたりと結構退屈なのでこの時点で期待値はかなり下がる。
盛り上がるはずのバットマンvsスーパーマンですら映像としては特に驚くことは無いので
悪い意味で淡々と消化されていく感じだったのも勿体なかった。
やはり掛け渡しと言う事に置いてはマーベルのうまさには及ばなかったのが評価が低い原因だろう。
詰まらなくは無いのだがもっと短くブラッシュアップ出来たのでは無いかと悔やまれる映画でした。
キャッチーなタイトルに内容が伴ってないのはやめてほしいですねー。